みなさんこんにちは!
今回は、石の百年館の「笠間の民話展」の中から「大黒石」についてご紹介いたします。
民話の中では、昔、佐白山の頂きには大黒様の形と、きんちゃく袋の形をした大きな石が2つあって、地元のお寺が敵から攻められた時に、きんちゃく袋の形の石が転がってきて助けてくれたと語られています。
同時に大黒様の形をした石は消えてしまいましたが、助けてくれたきんちゃく袋の形をした石の方を大黒石と呼ぶようになったそうです。
大黒石は今でも佐白山の中腹の道沿いにあって、
「大黒石のおへそ」と呼ばれている小さなくぼみに小石を3度つづけて入れるとしあわせになるという言い伝えがあります。
さっそくチャレンジしてみましょう!!
結果は???
内緒です・・・。
みなさんも大黒石を訪れた際はぜひチャレンジしてくださいね。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
今回はもう1つ、9月13日(日)から上州屋で開催されている企画展
「少数民族衣装展」と、企画展の初日13日(日)に開催された、
「まちづくりCafé上州屋 ティータイムコンサート」の様子をレポートします。
上州屋の14畳ぐらいの畳の間に、おおよそ30人の参加者が座布団や椅子に座り、コンサートの開始を待っています。
本日の演奏者は、
ファゴット奏者の「蛯澤 亮」さん、
フルート奏者の「日野 真奈美」さん、
ピアノ奏者の「清水 新」さんの3名です。
狭い場所のため本日はピアノの代わりにキーボードでの演奏となりました。
いよいよコンサートの開演です♪
最初に「蛯澤」さんからファゴットという楽器について説明をしていただきました。
とても大きな木管楽器で1m30cmぐらいの長さですが、2本の管が下の方でつながっているので管自体の長さは2mを超えるそうです。
主に中~低音域を担当します。
口にくわえるリードは、「蛯澤」さんの手作りだそうです。
最初の曲は、
「蛯澤」さんと
「清水」さんのお二人の演奏による
「坂本 九」さんの
「上を向いて歩こう」です。
笠間のみなさんにとっては、とても馴染みの深い曲ですが、楽器が違うと新鮮な印象を受けます。
続いて、
「滝 廉太郎」作曲による
「荒城の月」、フルート奏者の
「日野」さんを加えて3人による演奏です。
演奏者から2mぐらいの距離なので、なかなかの迫力ですが、ところどころでは演奏者の息づかいまで聞こえてきます。
次に
「日野」さんによるフルート独奏
「ジャック・イベール」の
「小品」という曲です。
とてもメリハリがきいた素敵な曲でした。
再び3人による
「ハイドン」作曲の
「ピアノ三重奏曲より第1楽章」。通常はピアノをメインにバイオリンとチェロによる演奏が多いとのことでしたが、本日はキーボードとフルートとファゴットが代わりを務めます。
足が痺れてきたころに、絶妙のタイミングでティータイムの時間になりました。
「蛯澤」さんのウィーン土産
「モーツァルト」の顔が描かれたチョコとグリュイエールの亜麻ラスクと冷たい
オレンジジュースを頂きました。
♪♪♪♪♪♪ 休 憩 中 ♪♪♪♪♪♪ ティータイムが終わって後半の演奏に入ります。
ここからはずっと3人の演奏が続きます。
まずは
「フランツ・レハール」作曲の
「唇は語らずとも」。
本来はオペラの曲ですが、今日は女性の歌をフルートが歌い、男性の歌をファゴットが歌います。
とても情熱的な曲でした。
続いて「蛯澤」さんの後輩であり、ファゴットも習っていたという
「加藤 史崇」さん作曲の
「12の生物による音楽表現」。
1つ1つは1~2分ぐらいの短い曲に、12のタイトルがつけられています。
1 不眠症のペンギン 2 水を嫌うカワセミ 3 海を歩くゾウガメ
4 悪戯な子ブタ 5 今も泣いているライオン 6 地図を忘れたヘビ
7 安全装置付きコアラ 8 貝を削るネコ 9 竜宮城を忘れたいカメ
10 イヌを隠すウサギ 11 争い合うラクダ 12 愛し合うナメクジ それにしても不思議なタイトルばかりです。
タイトルと曲どちらを先に作られたのでしょうか?
最後の曲も
「坂本 九」さんの曲で
「見上げてごらん夜の星を」です。
笠間市の一部の地区では夕方5時になると防災無線から流れてくるお馴染みの曲です。
そして、アンコールは童謡
「ふるさと」いよいよ最後の曲となりました。
「蛯澤」さんの提案により、参加者全員で歌いました。
「蛯澤」さんのコンサートのアンコールの曲は必ずこの曲だそうです。
日本の童謡からクラシックまで幅広い音楽の演奏と
「蛯澤」さんの軽妙?なトークにより、とても充実した2時間を過ごすことができました。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
コンサート終了後には、2階と1階の一部を使って展示されている企画展を見ていきます。
アジアからアフリカなどの希少な民族衣装を間近で見ることができます。
なんとなく、おばあちゃんが着てそうな懐かしい感じがしますね!
「少数民族衣装展」については
23日(水)までの開催です。
ご覧になっていない方は、ぜひご覧になってくださいね!
上州屋の
「少数民族衣装展」については
コチラ! では、また!