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笠間のいな吉~茨城県笠間市ご当地グルメ 笠間いなり寿司推進キャラクター~

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【第105回 笠間の菊まつり 終了いたしました】

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みなさん、こんにちは。
10月13日(土)から開催していた
【第105回笠間の菊まつり】が、
去る11月25日(日)に
無事千秋楽を迎えました。

近年、菊の花の咲きが
段々と遅くなっていますが、
その反面、まつりの最終日まで
きれいな花をつけ、お客さまを
楽しませていました。
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一口で「笠間の菊まつり」といっても、
いったいどんなことをやっていたの?
と疑問を持つ方も多いと思います。

笠間の菊まつりは、沢山の市内団体が
構成する「笠間の菊まつり連絡協議会」
によって企画・運営されています。
‘市民みんなで作り上げる菊まつり’
と謳われる所以です。
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その中でも今回は、
お越しいただいた皆様が
必ず目にする菊の装飾に焦点を置き、
その魅力をお伝えしたいと思います。034.gif


~はじまりはじまり~

驚くことなかれ、
菊まつり期間中に飾られている菊の数、
なんとおよそ1万鉢!!(@@)

様々な菊がありますが、
仮に1鉢の直径が30センチとし
一列にならべると・・・直線距離にして3km!
東京スカイツリーの約4.7倍、
東京タワーの高さの約9倍なんですね!
この規模の大きさ、伝わりますか??
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さて、メイン会場となる
笠間稲荷神社をはじめ、
市内各所に飾られていた菊花の数々を
いったい誰が育てているかご存知でしょうか?

まず、笠間稲荷神社にある農園部。
神社境内の花壇や回廊を
色彩あざやかに彩っていた菊花は
ここから生まれました。
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菊人形展の人形に着せている菊も、
常にきれいな状態を保てるようにと、
職人さんが定期的に着せ替えを
行っていました。
普段見ることができない光景を
目にした方はラッキーです!

そして、菊人形展開場内に展示してある
特設花壇の菊花は、
市内外の菊愛好家の方々が育て、
神社に奉納してくださったものです。
みなさんありがとうございました!
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そして、笠間市も独自で菊栽培所を
持っており、ベテランの菊職人が
一年中手塩にかけて大切に育てています。
これらの菊花は、市内各所の観光施設や
サービスエリア、県外ではJR上野駅等
にも飾られていました。
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菊栽培所のみなさんありがとうございました!
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お次は、笠間市内の小・中・高学校、
養護学校の児童・生徒のみなさんが
育てたクッションマム。
こちらは、笠間稲荷神社の参道や
笠間稲荷門前通りでお客様を
お出迎えしてくれました。001.gif
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笠間門前通り商店街協同組合の皆さんも
立菊を装飾してくださいました。
みなさんありがとうございました!003.gif
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市民菊花会の方々にもご協力いただき、
選りすぐりの菊鉢をご提供いただきました。
このほか、個人で菊を飾り、一緒にまつりを
盛り上げてくれた方々もいらっしゃいます。
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このようにして、菊愛好家の方々が
1年から1年半という長い年月をかけ、
菊を慈しみ育ててきました。
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しかし、みんなの心がバラバラで
育てられ、装飾したとしたら、
花はきれいかもしれませんが、
どこか寂しげなものに
なっていたことでしょう。

美しい花を咲かせたい。
街を花でいっぱいにしたい。
笠間に来る方に喜んでいただきたい。
みなさんそんな純粋な思いで
育ててくれたのです。


さてさて、ここで忘れてはならない
陰の立役者をご紹介しましょう。
菊の運搬・装飾にご協力いただいた
方々です!
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皆さん、神社楼門前のオブジェを
ご覧になりましたか?
四角いデザインでありながら
木の温もりと菊のあたたかさが
見事にマッチしたこちらのオブジェ。
武蔵野美術大学の学生さんの作品です。

その名も「菊ロール」
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今年で3回目となる彼らの作品。
毎年ガラッと表情を変え、
いつもその独創性と楽しさあふれる
アイディアに驚かされています。

この菊ロール、なんと!
中を回遊することができるんですよ☆037.gif
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小倉先生を筆頭に、都心から
笠間まで電車で通い、
いつも夜遅くまで作業していた
学生のみなさん、
素敵な作品をありがとう!
そしてお疲れ様でした!


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また、今年初めての試みとして、
プロのデザイナーさんに、
街の一角をコーディネイト
していただきました。
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すべてが‘笠間らしさ’をテーマに
デザインされたものです。
奇抜なデザインではなく、
重厚感と落ち着き、
そしてやさしさが感じられる
空間演出。
周囲になじむ佇まいは
訪れる方の心を和ませていました。016.gif
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常夜灯もこの通り!
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このほかにも多くのスタッフが
菊装飾に尽力しました。
本当にお疲れ様でした!
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そして、次なる立役者は・・・
水やりにご協力いただいた方々です!
菊は、直射日光に弱く、
毎日沢山の水をあげないと
枯れてしまうデリケートなお花なんです。005.gif

どんなにきれいに飾ったところで、
毎日お世話をしてくれる人がいなければ、
わずか数日のはかない命
となってしまいます。
44日間の会期を無事に最後まで
終えることができたのは、
こうした方々のたゆまぬお力添えも
あったからです。034.gif
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このように、菊装飾だけを取り上げても、
笠間の菊まつりはたくさんの人々の
愛情によって支えられている
おまつりなのです。

ふと香ったやさしい菊の香り、
やさしい表情。
これらはすべてこうした人々
による愛情の賜物なのです。
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~おわり~


いかがでしたか?
笠間の菊まつりの魅力を
感じていただけたでしょうか?

そして最後に。
菊まつり会場にご来場いただいた皆さま!
花々を「美しい」と感じ、足を運んで
くださる皆さまによって、
「笠間の菊まつり」は支えられています。
【第105回笠間の菊まつり】開催にあたり
ご協力いただいた皆さま、
そして、会場にお越しいただいた皆さま、
本当にありがとうございました!
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P.S.
菊って本当に良いものですね☆
それでは、また来年お会いしましょう!

さよなら!さよなら!さよなら! 029.gif
by kasamanoinakiti | 2012-12-03 20:11 | 笠間観光案内